空港で麻薬取締官として薬剤師が働くには

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空港で麻薬取締官として薬剤師が働くには

覚せい剤や大麻など、違法薬物や危険ドラッグに関する事件の数は増加傾向にあり、覚せい剤だけでも毎年1万人以上の人が不法所持などの理由で逮捕されています。また海外からこうした危険な薬物を持ちこもうとする人は後を絶たず、国内の空港だけで毎年およそ200件ほどの報告があるとされています。こうした違法薬物の持ち込みを水際で防いでいるのが「麻薬取締官」であり、そのほとんどが薬剤師の資格を持つ「ドラッグのプロフェッショナル」です。

麻薬取締官は国家公務員に分類されています。とはいえ、この仕事に就くためには「国家公務員試験」ではなく「麻薬取締官採用試験」をパスする必要があります。薬学部を卒業して薬剤師としての資格を持つ人、もしくは資格取得の見込みがある人はこの試験に応募することができます。ただし応募可能な年齢の上限は29歳と定められており、これまでのところ例外は認められていません。

麻薬取締官は厚生省によって管轄されている各地の地方厚生局に勤務しています。ただし麻薬取締官の定員は全国で260名前後と非常に少なく、また人員の拡充や異動が頻繁に行われるわけでもありません。そのため求人も毎年行われるわけではなく、大抵は職員の定年退職に伴って若干名の募集が実施されます。関東地区では比較的募集が定期的に行われているとはいえ、ほとんどの場合多くても3名以内の募集となっています。一方でこの仕事に応募する人は非常に多く、平均的な倍率は10倍から20倍程度、多い時は50倍を超えることもある「狭き門」であるということを覚えておきましょう。

麻薬取締官に求められているスキルとしては、「外国語スキル」と「ITスキル」の2つが挙げられます。空港や港湾で違法ドラッグの摘発をする際に対象となるのは日本人だけとは限りません。むしろ外国人が日本で密売するために持ち込みを図るケースが増えてきています。そのため、英語や中国語、スペイン語などの言語スキルを持つ麻薬取締官が必要とされています。また近年では違法薬物の取引をインターネットで行う事例も増加しています。こうした変化に対応するため、高いITスキルを持つ麻薬取締官が求められているのです。

ですから、もし薬剤師資格を持っていて「麻薬取締官になりたい」という目標を持っている人は、医薬品に関する知識を増やすことに加えて、外国語やITのスキルを磨くことを目指しましょう。また時折厚生省主催の職場見学会や採用説明会などが開催されているので、そうした機会を活用して現場の雰囲気に触れるのもいいでしょう。


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