空港で検疫官として薬剤師が働くには

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空港で検疫官として薬剤師が働くには

2020年に東京オリンピックが開催されることを受けて、外国からの訪問客に対するケアを徹底しようという取り組みが国主導のもとで活発に行われています。その中でポイントとして挙げられているのが「空の玄関口」である空港における感染症・伝染病対策です。近年デング熱やチクンクンヤ熱など、海外から新型の病気やウイルスが持ち込まれることが増えていることから、こうした傾向に歯止めをかけるため「検疫官の採用を増やそう」ということが話し合われています。これまでは医師や看護師の採用が多かったものの、最近では化学と薬学のエキスパートである薬剤師をより多く採用するべき、という意見が多くなってきています。

検疫官は国家公務員なので、厚生労働省の定める採用試験にパスする必要があります。とはいえ、検疫官の採用枠はそれほど多くないため、常に募集情報をチェックしておくことが求められます。また「検疫官」の募集ではあっても募集要項を見ると「医師もしくは看護師のみ応募可」というケースもあるので注意が必要です。また検疫官の募集では大抵薬剤師として実務経験がある人を求めており、新卒者を採用することはほとんどない、というのもポイントです。ですからこれまでもし管理薬剤師としての就業経験があるなら、採用に向けて大きなアピールポイントとなることでしょう。

検疫官に求められるスキルとしては医学に関する知識の他に「コミュニケーションスキル」と「語学スキル」が挙げられます。体調不良で検疫所を訪れる人は「どんな病気にかかってしまったのだろう」と怖くなってパニックになっていることも少なくありません。そこで検疫官は相手を上手に落ち着かせながら症状の詳細を聞き出していく必要があるのです。また必要な検査を受けることができるよう親切に誘導することも求められます。

また成田空港や関西国際空港などでは大勢の外国人が検疫所を訪れます。そうした人の大半は観光客なので日本語を流ちょうに話すことができません。ですから外国語スキルを持っている検疫官が必要となるわけです。英語スキルに加えて最近では韓国語や中国語などを話せる検疫官も増えてきているようです。

検疫官は公務員なので、初任給は18万円前後となります。現役の薬剤師からすれば「安すぎる給与」と思えるかもしれません。とはいえ、各種手当が支給されることや毎年定期的に昇給すること、また残業がほとんどなく働きやすいことなどはこの仕事の大きなメリットと言えます。もし検疫官の仕事に関心があるなら定期的に厚生労働省のホームページをチェックしてみましょう。


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